(第14章)闇バイトの奇妙な真実。

(第14章)闇バイトの奇妙な真実。

 

セヴァストポリ研究所内の天井のダクトの中にあのHCFの保安部隊員の

マッドが匍匐前進でどんどん先へ進んで行った。

「フフフッ!俺はあのスーパープレイグクローラーのいる場所を目指すのだ!

我々はスマートフォンで闇バイトを募集しているのを突き止めたのだ!

それは家出した18から20歳、あるいは生殖能力がある女性達をここで募集して!

そいで彼女達は今!このセヴァストポリ研究所のスーパープレイグクローラー

いる場所に集まっている。仕事内容はスーパープレイグクローラーの子供を作り、

それを成人になるまでの20年間育て続ける事。1年間で約80万円が彼女達に

支払われる事になるのだ。誰が考えたか知らんがなかなか面白そうな裏バイト

じゃないか?きっと!!きっと超面白いもんが撮れんぞ!!きっと!きっとな!!」

マッドはこのままダクトの中を匍匐前進でひたすら進んでいた。

そして匍匐前進で進む度にダクトはガタン!ガタン!と騒がしい音を立てていた。

丁度、医療室の天井裏のダクトを通過していてアッシュ博士が物音に気付いたのでは?

一瞬、彼は焦ったが恐れず前進し続けた。

ようやく医療室の天井裏辺りを通り抜けられた事にほっとした。

どうやらAI(人工知能)のアポロにもバレていないようだ。

マッドは迷路のようなダクト内を手に持っている

マップを頼りにただひたすら進み続けた。

そして進み続ける事、数時間ー。

マッドはとうとうあの『スーパープレイグクローラー』がいる最下層の極秘研究室

(ちなみにマップ上では食堂Bになっている)に辿り付いた。

マッドはそのまま最下層の研究室の分厚い金網の隙間から

カメラのレンズを通して覗き込んだ。

バイトの募集に参加した一人の被検者はかなり緊張していた。

しかしそれを知った昆虫好きの変わったクリスタ・ワーグナ博士は

その緊張している女性被験者に話しかけて緊張している女性被験者を安心させていた。

マッドはまず冷静に白衣を着ているクリスタ・ワーグナ博士を撮影した。

彼女はウェーブのかかった胸元まで伸びた艶のある茶髪のポニーテールの髪型。

凛とした美しい顔立ち。榛色の宝石のような美しい瞳をしていた。

次にカメラのレンズは『スーパープレイグクローラー』が収容されている

コンテナの入り口を不安げに見つめているその女性被験者を捉えた。

その闇バイトに参加した一人の被験者は両親と喧嘩して無理矢理言付けられて入られた

反メディア団体ケリヴァーの非常識なやり方に嫌気がさして家を飛び出した。

いわゆる放蕩娘である。その放蕩娘はアメリカ人女性だった。

茶髪のサラサラの長いポニーテールの髪型。

キリッとした黒い細長い眉毛。茶髪の4対の太く長い前髪。

榛色の宝石のような瞳。高い鼻。ピンク色の唇。

しかも良く見るとなかなか可憐な顔だった。

名前はアーニャ・ヘブンと言うらしい。

それからマッドの持っているカメラはアーニャが『スーパープレイグクローラー

が収容されているコンテナの中に入る姿をカメラが捉えた。

クリスタ博士はキビキビと多数の男性職員達や女性職員達に指示を与えていた。

間も無くしてアーニャが入った『スーパープレイグクローラー』が収容された

コンテナをしっかりと厳重にロックして完全に密室にした。

同時にクリスタ博士は「5人目の被験者女性と『スーパープレイグクローラー』の実験」の開始をマイクの放送で宣言した。

マッドはそのクリスタ博士の放送に促されてマッドは

先程、アーニャの入ったコンテナをビデオカメラのレンズを通して見た。

やがてコンテナの大きな強化ガラスが何十枚も重ねられた窓から

『スーパープレイグクローラー』らしき巨大昆虫とアーニャが見えた。

すかさずマッドは録画ボタンを押してビデオカメラで撮影した。

そして「おおっ!」と声を上げ、「すげええっ!」と続けて驚いた表情で

ビデオカメラのレンズを覗き続けた。ちなみに彼が使っているのは古いモデルのもので

8mmテープである。なので間違っても流出する事は無い筈!

(本人はそう思っている)

そしてコンテナの中でスーパープレイグクローラー

昆虫ゆえに無表情でオレンジ色に輝く巨大な複眼でアーニャの背中を見ていた。

彼女の白い肌に覆われた背中は引き締まった筋肉にやや角ばった肩甲骨が見えていた。

両耳には銀色のイヤリングがマッドの持っているビデオカメラのレンズに映った。

カメラの角度故に一応、アーニャのとても大きな丸いお尻がチラチラと見えていたが

スーパープレイグクローラーの姿は少々見え辛かったが大体の姿は

カマキリとヤゴを掛け合わせた巨大な昆虫の姿をしていた。

そして体色は赤みを帯びていて分厚い発達した甲殻と外骨格に全身覆われていた。

更に両前脚にはいかにも攻撃が高そうなカマキリに似た

無数のサメの歯のように並んだ棘が内側から生えた巨大な鎌は今は収納されていた。

そしてオレンジ色に輝く複眼を持つ逆三角形の巨大な頭部。

腹部は丸々と太く長く先端に2対の突起があったが何に使うのかは

マッドには分からなかった。腹部の長さは

「多分1mはあるだろうな」とマッドは思った。

さらに後脚は外側にたくさんの棘らしきものが並んでいて

2対の鉤爪でコンテナの金属の床をがっちりと踏ん張って立っていた。

中脚も無数の棘が生えていてとても細長かった。

そして2対の鉤爪のある両手はアーニャの白い肌の両手の甲に乗せていた。

スーパープレイグクローラーは腹部の上部をアーニャの白い肌に覆われた豊満で

大きなリンゴの形をしたお尻にしっかりと押し付けていた。

やがてアーニャは「ああっ!ああん!」愛らしく喘いだ。

アーニャの豊満なロケット砲のような丸い両乳房は少しづつ早く

上下左右にプルプルと揺れ続けた。そして気持ち良さそうに口を開けた。

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あふっ!あっふっ!」と高い声で喘ぎ続けた。

スーパープレイグクローラーは「ギイイイッ!ギイイイッ!」と鳴き声を上げた。

アーニャの豊満なロケット砲のような丸い両乳房はどんどん早くマシュマロの様に

上下左右に更に早くブルブルと揺れ続けた。

アーニャは更に愛らしく甲高い声で喘ぎ、しゃべった。

「ああっ!ああっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!ほっ!はあっ!ああん!

思っていたよりも凄く気持ちいいんっ!ああっ!優しい虫さんっ!

ああっ!ああっ!ああっ!凄いっ!上手!上手!ああんっ!あっ!んっ!」

アーニャの首筋まで伸びたポニーテールも上下にパサパサと跳ね上がり揺れていた。

アーニャはただただ気持ち良さに圧倒されていた。

「凄く良いっ!最高!ああっ!余りに上手すぎるっ!あっ!あっ!あっ!

ああううっ!あっ!はっ!あっ!いいわ!いいわ!そのままっ!

そのまままあっ!あっ!あっ!はあっ!いいっ!いいっ!あっ!」

既にアーニャの両頬と深い胸の谷間は紅潮していてかなり興奮していた。

しかも彼女の額や深い胸の谷間は大粒の汗で濡れていて天井のLEDの

白い光に照らされてキラキラと輝いていた。

それをカメラのレンズを覗いていてマッドは口を阿呆のように開けて無言で

スーパープレイグクローラーとアーニャの交尾を最後まで録画しながら観ていた。

「まっ!マジかよ!・・・凄過ぎる!」

そしてスーパープレイグクローラーが収容されているコンテナの中では

アメリカ人女性のアーニャとスーパープレイグクローラーの交尾が

まだしばらく続いていた。アーニャは瞼を閉じたまま下唇を噛みしめた。

そして大きく唸った後に口を大きく開け、甲高い喘ぎ声を上げ続けた。

「んんんんんんっ!んんんんんっ!あああああっ!はああああっ!ああん!ああっ!」

同時にスーパープレイグクローラーは頭部との比率がアンバランス

な程に大きく発達した巨大な2対の下顎を左右にガバッと大きく開いた。

そしてひときわ甲高い鳴き声を上げた。

「ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!」

それからアーニャの豊満なリンゴ型のお尻は更に早く激しく

目にも止まらない速さで波打つように皮膚が流れた。

そして豊満なロケット砲のような丸い両乳房も更に激しく

目にも止まらない速さで上下左右にプルプルと揺れ続けた。

アーニャはとうとう「限界」と言う表情をした。

やがてアーニャは「ああっ!はあっ!あっ!」と短く喘いだ。

アーニャは荒々しく息を吐く事も喘ぐのもぴったりと止めた。

それから交尾を終えたスーパープレイグクローラーはカマキリの

習性からかアーニャからそそくさと離れた。

きっとアーニャに食われると思ったのだろうとマッドは思った。

最後にマッドは満面の笑みでコンテナから出て来たアーニャに

「お疲れ様!」と声を開けて白いガウンを着せるクリスタ博士を

撮影し、ビデオカメラを止めてすぐに保安室で

待機している仲間の保安隊員に報告した。

その時、仲間に連絡する前にふとこの作戦に参加していないエアの事を思い出した。

そしてこのスクープ映像を教えてやろうと無線の

周波数をエアの無線の周波数に合わせた。

しかし何故かエアの無線とは繋がらずザーザーザーザーと言

うノイズ音が長々と聞こえていた。

「あれーおかしいな!周波数は合っているのになー」

マッドはそうつぶやきしばらくエアの無線の周波数に合わせようと

色々ツマミを調整したが結局、悪戦苦闘した末に全く駄目だった。

 

(第15章に続く)