アメリカ合衆国マサチューセッツ州・ボストンのハーバード大学校内。
ウォルター・ビショップ博士は真剣な表情でテレビの
ラクーンシティの特集番組を視聴していた。
テレビ画面にの番組の情報によるとそ喜多川杏(旧姓・高巻)の母親は
モデルの仕事でそのアンブレラ社製の薬とCMでスタジオで撮影されていた。
しかし1998年。悲劇の街の崩壊。アンブレラ社の研究所から漏洩した
ウィルス兵器Tウィルスにより、街全体が汚染された人々は感染して
生ける屍ゾンビと化した。街は数日も経たない内にゾンビで溢れかえり。
杏の両親も近くのバーで休んでいたところを太ったゾンビに攻撃されて。
危うく噛まれかけたところを父親が放った一発の銃弾によって救われた。
それから杏の両親はラクーンシティの脱出を始めた。
更にこれは運命なのか?巡り合わせか?ラクーンシティのJ,SBARのウェイトレスの
シンディ・レノックスと他の生存者と共に脱出中だった奥村春の母親もいた。
もっとも杏や春が生まれる前の出来事なので娘達は知らないままである。
それから奥村と高巻の母親、もしくは両親はシンディ・レノックスや
他の生存者と共にラクーンシティを脱出しようと街中を歩いて探索していた。
このゾンビ化、ゾンビ犬、リッカー等のクリーチャー化の誕生したTウィルス
の恐怖の産物達をどうにか撃退して、さらに途中で杏の母親と春の母親は
ゾンビに首を嚙まれたり、リッカーの長い舌に肩を貫かれて
怪我した時にTウィルスに感染した。
2人の両親は外科医のジョージ・ハルミトンとウェイトレスの
シンディ・レノックスのハーブ使用と外科治療とラクーン大学にて
ディライトと言うワクチンを投与して、Tウィルスの感染を防ぎ、生き延びた。
そしてなんとかしてシンディ・レノックスとジョージ・ハルミトン。
マーク・ウィルキンス、ジム・キャップマン、デイビッド・キング。
消防士のダニー、ラクーン警察のハリー、ラクーンスーツレクスの新聞記者の
アリッサ・クロフトとかつてアンブレラ研究員として働いたスズキ・ヨウコ。
ラクーンシティ市警察署の女性警官リタ・フィリップス、ハリー。
アンブレラ者の研究員のリンダとカーターと共に奥村春と喜多川杏
(旧姓・高巻)の両親と母親は脱出していた。
そんな話をこの番組に呼ばれて取材をOKして杏の両親と春の母親は
今日初めて、インタビューで当時のラクーン事件の話をありのまま嘘偽り無く娘の春と
杏の前で当時の再現映像を見ながら全ての真相を話して聞かせていたのだった。
彼女達は真剣な表情でなおかつ重い表情で自分の母親や両親の話を聞いていた。
話によれば杏の両親と春の母親の3人が休んでいたのは
シンディ・レノックスが働いていたバーのJ,SBARで。
スタッフ室を通ってシンディとマーク、ボブ、ケビンに先導されて
ゾンビの攻撃を回避したりあるいは撃退しながらバーを脱出した。
しかしその中の一人のボブがTウィルスに感染してゾンビ化して
親友を傷つけないようにと拳銃で頭を撃ち抜き、自殺した。
ちなみにテレビでは杏の両親と春の母親の証言を基に制作された再現映像が
公開されていた。思わずウォルター博士もピーター捜査官も
オリビア捜査官も魅入られていた。
更に他の暴動区とかの理由で封鎖されているバーから脱出した。
何とかしてパトカーをバリゲートにしてアパートの裏路地まで逃げ出した挙句の
果てにタンクローリーを爆破してゾンビの群れを一掃したりする再現映像に実際の
ラクーン被害者の娘の杏も春も青ざめて言葉を失っていた。
それから他にも生存者達はアップルイン前道路からアンブレラ研究所。
全ての元凶を知り、ラクーン統合病院、アップルインホテル。
ラクーン大学でディライトの投与で生存者達全員がウィルスの感染から逃れた
他にも避難用ヘリに行く為にラクーン動物病院を通り抜けた後に
ゾンビに襲われて地下駅を通り、アークレイ山地へ行き、狂った老人と
ヒュージプラントに殺されかけるのを協力して
このラクーンシティの未曽有の人災の真相を知り。
安全を求めて逃げ込んだラクーン警察署の警察と協力して脱出。
アンブレラ開発センターでリンダを助けて全員ヘリで脱出した。
最後の強敵ニュクスも倒して杏の母親と父親と春の母親もヘリで脱出したあとに
他の生存者と共にヘリの窓から戦術核兵器の攻撃によって
ラクーンシティは巨大な爆炎ときのこ雲と共に地図上から完全に消滅する再現映像の光景に春と杏は自分の両親と母親がこの光景を見たと思うと自然に涙を流していた。
それにウォルター博士とピーターとオリビア捜査官も呆然と見ていた。
「科学は時には最悪の結果を招く事がある」
ウォルター博士は下にうつむいて首を左右に振り続けた。
ピーターも顎に拳をつけてじっと黙り続けた。
「ひどい・・・・・」と胸を痛めた表情でオリビア捜査官はテレビを見続けた。
「もうひとつ前にはあの2人のインタビューが聞けたな」
またウォルター博士は録画したばかりのビデオをリモコンで再生させようとした。
慌ててピータは「まて!初めから再生させるのは明日だ!」と制止した。
「おっと!そうじゃった!現場に行かねば!」
慌ててウォルター博士が立ち上がった拍子に机に置かれていた幾つかのファイルの角に
肘をぶつけた拍子にバラバラと雪崩のように床に散乱した。
「あっ!しまった!」と慌ててすぐにしゃがみ込み、ファイルを拾おうとした。
その時、ピーターはファイルの中に奇妙なラベルが目に入った。
『ラクーン高校・高等学校、ラクーンシティオカルトサークルファイル01』と。
ピーターはそのファイルを拾い上げて机に載せてパラっと開いた。
するとファイルにはTウィルス漏洩により、ラクーンシティが壊滅する以前から
ラクーンシティ市内でオカルトじみた事件を探しては集めていた情報らしい。
「これは??フリンジ事件???」
ピーターがつぶやくとウォルター博士はすぐに顔を向けた。
「ああ。そうだ。あの1998年よりも前の街が存在した時に
あったとされているフリンジ事件だ」
ウォルター博士はトントンとファイルの1ページを指した。
そのファイルにはこう書かれていた。
「『ラクーンシティでまことしやかに語られている都市伝説について。
これはラクーン高等学校のオカルトサークルの学生達が集めた都市伝説の中で。
『ブギーマンの噂』これはラクーン孤児院で語られていた都市伝説で。
孤児院内で孤児達が行方不明になる事件が相次いでいる。』
『下水道の両脚と両腕の生えた白いオタマジャクシの怪物が迷い込んだ
人間を花弁のような大口で吞み込んでしまう。』
『ラクーン警察署のコレクションルームの怪。
その警察署長が飾ってある絵画が奇妙な恐ろしい心霊現象が多発し。
また明らかに拷問や狩りの様子やレイプを表現したもの。
若い女性を暴力で恫喝して支配する様子が書かれた恐ろしい絵画や気味の悪い銅像や
全裸の女性の銅像が飾られていて夜な夜な女性の悲鳴やうなり声が聞こえる。』
『夜な夜な警察署長が若い女性を剥製にして回っている』などなど。
「ふーむ。どれも都市伝説か?なるほどな」とピーターは真剣な表情で見ていた。
「これも見てくれ!」とさらにウォルター博士はぺらっとページをめくった。
次のページには『ラクーン住宅街のOOO宅にてラクーン大学の教授が
OOO氏の自宅に乗り込み、巨大な斧を振ってOOO宅にいた息子をガラスで切断して
大けがした男の頭に当てて大けがを負わせてラクーン統合病院に搬送された。
そして妻はラクーン警察に通報。犯人は逃亡逮捕されていない。
またオカルトによると事件が起こる前に怪しい女と
マッチングアプリでやり取りされていたらしい。
のちの彼女の夫の精子の人工授精で別の亡くなった夫の妻と2人妊娠した。
しかしその妊娠した女性2人はサッキュバスという存在の姉妹らしい。
ここは謎を追っていた最悪の事情により、捜査は断念された。』
「いろいろあったんだろうな・・・・」とピーターはつぶやいた。
さらにウォルター博士は別のページのファイルを指さした。』
「もう何しているの?ピーター博士!早く現場に行くわよ!」
オリビア捜査官に言われてウォルター博士とピーターはまだ動かなかった。
何故なら番組終了後の夜のニュースで例の似非フェミニスト団体コネクティブシャウトがニュースのキャスターのインタビューに答えているのを目にしたからである。。
『女性にとって明らかなメリットはこれらの大手ゲームプラットフォームが
女性に対するレイプや性暴力を美化するゲームの配信しなくなったこと。
そして決済を一切行わないという基準を設定した事です。
レイプや性暴力の性被害者達は男性の為の娯楽として
彼女達の虐待を美化する事は許されないと言うメッセージを受け止めています。
中には深い感謝の意を示す為に私達に個人的に手紙を送ってくださった方もいます。
今日、これらの女性達がより多くの支えを感じ、勇気づけられる事を願っています。
そして規制すべき判断は良いか悪いか合法だろうと関係ありません。
女性達が不快だと思ったのは直ちに規制されるべきである。
今後も・・・ザーザーザーガガガピーピーピー」
急にテレビでノイズや音声で画面がおかしくなるのに
ウォルター博士とピーターは「んっ?」と首を傾げた。
またテレビは元の状態に戻った。
「レイプほど・・・・女性の主体を奪うものはありません。
女性に対する性暴力をザーガガガガガガガッ!ピイイイイッ!
美・・化ガガッ!するメディアはたとえ少数の女性が。
その・・・制・・・作やピイイイッ!消費に関わっているとしても。
全ての女性に害をピガッ!及ぼしかかります!
私たちのキャンペーン反応を見ると・・・。
レイプや殺人や殺害を脅迫したり、個人情報を漏洩したり。
違法が画像ベースの虐待。つまり私達の顔を使った
ポルノの作成して配布したり、暴力的なポルノや
違法な画像ベースの虐待のみならず違法無くSAMを送信しています。
全ての男性がです。レイプゲームを援護する男性の多くは女性に対する
暴力犯罪を犯しているのは明らかである。
なぜなら彼らは正に今、私達に暴力犯罪に必要な女性軽視的な態度は
フィクションやゲームに限った事ではなく世界中の実際の女性に対して
虐待を犯すだろうし、実際に犯している事を明確しています。」
そのインタビューが続く中突如として謎の超常現象が発生した。
テレビ内のニュースのインタビューは続いていた。
オーストラリア系のアメリカ人の女性インタビューの声に混じって
全くまるで心霊現象を彷彿とさせるような別の男性の声が聞こえてきた。
『女性虐待をしているのはお前達だ!私達はお前達は全ての悪事を知っている。
お前達は心が歪んでいる。故にクトゥルフの邪神が支配するロサス王国から
出てきた変異型ホラーにより、人間の魂も喰われて人間である事すら
止めてしまった愚かな愚かなケダモノ共よ!
我々は原始的な本能に逆らう事であるべき男性と女性の世界を壊し。
神の領域に立ち入る者達は裁かれるのである。故に罰を受けなければならぬ。
お前達の似非フェミニストの亡霊達が超自然の邪悪なる神を目覚めさせた。
だからこそ消えて貰う。お前達に用はない。
いあ!いあ!いあ!ギドラ!さあ!地に伏して拝むがいい!
終焉の翼よ!コレクティブシャウトの愚かな魔獣ホラー共に裁きを!!』
そこでいきなりパチン!とテレビの内部のケーブルが切れてショートした。
テレビ内のニュースのインタビューは続いていたが。
突然、不気味な声と共にテレビの放送途中にいきなりテレビは完全に故障してしまい。
何度も火花を散らして一部の上部の鉄の板がぶっとんで宙を舞い。
ガゴン!と音を立てて近くの椅子に落ちてひっくり返って転がって行った。
全身、ビクン!と大きく身体を震わせて声を上げて後退した。
「・・・・・・何だ・・・・・」とぼうぜんとした表情でウォルター博士は見ていた。
「・・・これは次元・・・・干渉??」とピーターは冷静に言った。
「アストリッド!次元計測装置を!」
ウォルター博士は同僚のアストリッド捜査官に指示した。
アストリッド捜査官は大きな四角箱の
センサーのついた装置を壊れたテレビの前に置いた。
そしてセンサーのついた四角の光をテレビに向けた。
ピーッ!ピピピピピイイイッ!と甲高い音が鳴り始めた。
四角箱のセンサー画面には『次元断層を確認!レベル30%』と表示された。
「なるほど・・・・・やはり・・・・」
嬉しそうにウォルター博士はモニター画面を見ていた。
ピーターもモニター画面を見ると「やはり・・・」とつぶやいた。
「間違いない!テレビの電波干渉をしている何者かがいる!」
嬉しそうにウォルター博士は言った。しかしそれに水を差すように。
「もう!何してるの!ピーター!ウォルター博士‼現場に行くわよ!
オリビア捜査官に急かされて仕方がなくピーターとウォルター博士は
その場から立ち上がり、残りの次元計測の分析をアストリッド捜査官に任せて
渋々2人はオフィスから出てFBI(連邦捜査局)から車で
ニューヨークへ向かって行ったのだった。
(第43章に続く)