短編 キラーアイ

(終章)UMA(未確認生物)

(終章)UMA(未確認生物) ジェシカは腹が立ち、しかも疲れていたのでシャワーをしようと風呂場に向かった。 彼女は脱衣所に着くと一人、慌ただしく服を脱ぎ始めた。 全く!彼はあたしよりも仕事の方が大事な訳? ふざけないでよ!全く腹が立つわ! 彼女…

(第10章)更なる悪夢。

(第10章)更なる悪夢。 ジョナサンは吐き気を堪え続け、ようやく収まった頃、口を開いた。 「そいつは原始的な昆虫と寄生虫の特性を併せ持っているのか?」 「どうやらそのようです。しかも一部の寄生虫には。」 ノートンは寄生虫について説明を始めた。 …

(第9章)逃亡

(第9章)逃亡 何処にいるんだ? ジョーダンは暗闇の中に目玉の異生物が潜んでいると考え、何度も何度も懐中電灯で暗闇を照らし続けた。 見つからない。どこにいるんだ? ノートンも暗闇の中に潜んでいる目玉の異生物を探し、周囲を懐中電灯で照らし続けた…

(第8章)思わぬアクシデント

(第8章)思わぬアクシデント 目玉の異生物はジョナサンとジムが向けた懐中電灯の光により 激痛と熱さで追い立てられ、ワームホールを発生させる台座の上に追い込まれて行った。 おいおい、大丈夫なのか? 目玉の異生物の激しい抵抗ぶりに流石のジョーダン…

(第7章)対決

(第7章)対決 「何をされたか分かるか?」 「分からない」 ジョナサンに続いてジムの質問に対し、急にノートンはそう答えると押し黙った。 しばらくしてジョーダンはノートンの代わりにこう説明した。 「ノートンが言うにはあの目玉の異生物は無変態をする…

(第6章)宿主

(第6章)宿主 「ジョナサン、ジム、グラップ、ボビーみんな何処行ったのよ?」 マックスが死んだ男子トイレで目玉の異生物に襲われて逃げる途中ではぐれてしまった アシュリーは一人、何処かの倉庫の中を彷徨っていた。 しかも更に悪い事に天井には何処に…

(第5章)脱皮

(第5章)脱皮 ノートンとジョナサンは目玉の異生物に遭遇する事無くノートンの部屋に辿りついていた。 ノートンは慎重にドアを開けた。 何故なら、もしかしたら目玉の異生物が潜んでいるかもしれないからだ。 「よかった。どうやら侵入していないようだ。…

(第4章)解放

(第4章)解放 ジョーダンの反論に触発され、ノートンまでこう反論した。 「確かに人間の脳を捕食する危険な生物だ。 だがあの目玉の異生物を強力なもう銃用の麻酔薬で眠らせれば!なんとかなる筈だ!」 どうやらこのジム、ジョナサンに何と言われようと2…

(第3章)追い返すか?捕獲するか?

(第3章)追い返すか?捕獲するか? 「きゃあああああああっ!」 アシュリーは絶叫した。 「ヤバい!逃げろおおっ!」 アシュリーの絶叫とグラップの叫び声に反応し、4人は廊下を一目散に駆け出した。 目玉の異生物は4人の目標を見つけると赤い視神経に似…

(第2章)襲撃

(第2章)襲撃 アシュリーがガラス張りの素粒子加速器のコントロール室から極秘研究所の 監視カメラに繋げる作業をしている間にマックスがおずおずとこう言った。 「あの?トイレに行っていいですか?」 「なあ、良く得体の知れない異生物が研究所の中をウ…

キラーアイ(第1章)未知の恐怖の始まり

こんにちは畑内です。 お待たせしました。 キラーアイの短編小説が完成したので載せます。 未知なる恐怖をお楽しみください。 キラーアイ(第1章) アメリカ政府のとある部屋。 政府の人間である短い髪の男。 名前はジョーダン。 彼はアメリカ政府の国防総…