WPSゲーム・サイレントヒルズ・ミカエル
(牙浪GAROXバイオハザードクロスオーバー長編小説最後の作品) SILENTHILL:②0+②1+②0+1+0未来からのホットライン。 『シン・サイレントヒルD・C』 (シト72+00。序章)霧ーミストー アシュリー・グラハムが異変に気付いて魔女…
(第71章)地獄の黙示録(インフェルノ・アポカリプス) 女の子は男の子の胸部を差した後、上半身を起こした。 続けて塩のように真っ白な百足(むかで)の脚に似た無数の 棘を持つ鱗が表面を覆った触手全体を更に男の子の鮮血で染め上げた。 続けて血払い…
(第70章)世界の終末の始まり 「やっぱり!もう!確定ね!」とエイダ。 「読むまでもないが。そうだな。」と鋼牙。 すると魔人フランドールは「そう言えば」と何かを思い出した表情をした。 しばらくして魔人フランドールはコトリバコと若村についての関…
【死印】アレンジメドレーより『死るし』FULLVer【BGM】 (第69章)コトリバコ 「離れろ!離れるんだ!早くしろ!離れろと言っているんだあああああっ!!」 エイダと鳴葉が訳が分からずに鋼牙に従ってそのパズルの木箱から離れた。 それからすぐにエイダ…
(第68章)堕ちた天使 赤き太陽の呪いにかかったアキュラスは教会で詩音の必死の反撃の抵抗に遭い。 撃退され、全身にショットガンと火炎放射機の攻撃を受けて全身傷だらけになりながら 教会の汚れたタイルの床と赤い椅子が隅に置いてある部屋の穴を抜けて…
(第67章)儀式を起こす狂信的な人の恐怖 『静かなる丘』の教会の地下の異世界。 エアと魔人フランドールとエイダは鳴葉を探して裏世界の教会を進んでいた。 3人は角を曲がって歩き下の方を歩いていた。 勿論、裏世界なので相変わらず周囲は赤い血と 錆の…
(第66章)呪いの赤い薔薇 魔導輪ザルバは緊迫した表情を浮かべたまま鋼牙にこう言った。 「こいつはマジか?・・・酷過ぎるぜ!なんて怨念だ!」 魔導輪ザルバは急にドアの先の真っ暗な部屋から感じた言いようの 無い名状し難い何か禍々しい邪悪な 。吐き…
(第65章)ニュクスプログラム(後編) エアの脳裏には荒々しく吐く息と喘ぐ声が聞こえ続けていた。 「ああっ!ああっ!気持ちいい!ああっ!ああっ!気持ちいいッ! 気持ちいいよおっ!ああっ!はああっ!んんっ! あっ!ああっ!あんっ!ああっ!はああ…
(第64章)ニュクスプログラム(前編) 鳴葉はお腹の子宮の中にいる赤ちゃんの姿を思い浮かべた。 そして自然と自分の胎内の音が聞こえて来た。 そして自分の大きな心臓の音と小さな心臓の音も。 2人がその言われた事をしていることを確認すると 天魔アル…
(第63章)あれは?デビルマン? 『静かなる丘』の教会の暗い何処かの部屋。 しばらく意識を失っていた鳴葉はゆっくりと瞼を開けた。 そこは教会の地下のどこかの部屋のようだった。 周囲を見ると彼女がいる部屋は長四角の広い大部屋である事が分かった。 …
(第62章)深淵に至る真実の穴 『静かなる丘』教会の鐘桜の部屋。 「早いところ先へ進みましょう。攻撃の意志はないんで」とエア。 4人は天魔ヴァルティエルを無視した。 更に茶色の扉を開けてその先の廊下に出た。 すると吊り下げられた大きな長四角の箱…
(第61章)帰って来た狂気の造形家・偶像のガーゴイル(後編) 魔獣ホラー・ガーゴイルが説明した後にそのチリ人の若い女性刑事の 両脚の間に徐々に這いずりながらテズルモズルの姿をした ゴーレムと呼んでいるUMA(未確認生物)が近付いた。 しかしす…
(第60章)帰って来た狂気の造形家・偶像のガーゴイル(前編) ニューヨークタイムズ紙を読み終えたエアと魔人フランドールは真っ直ぐ廊下を進み、 エイダと共に曲がり角から飛び出してきたセクシャルスラーパー4体を マシンガンでハチの巣にした。そして…
(第59章)神の胎動 エイダはさっき手に入れたビデオカメラを耐久性のある特殊合金のケースにしまった。 4人は気を取り直して懺悔室の先の廊下にある先の廊下を歩き始めた。 しかもいつの間にか壁や床は赤い血と錆に覆われた裏世界に変わっていた。 4人…
(第58章)サイレントヒルの隠された神話(後編) 10枚目のイコン画(宗教画)にはロブセルビス、スチェルバラ、 イロウルの4体の天魔達が大きな茶色の壺から大量の青い水を 大地に流し込んでいる様子が描かれていた。 たちまち大地は水で覆い尽くされ…
(第57章)サイレントヒルの隠された神話(前編) 『静かなる丘』の教会の礼拝堂内の長四角のベッドの上に眠っていた全身が火傷した 魔人フランドールと魂と精神のレッドフランドールが 再び融合する事で元の在るべき姿に戻ろうとしていた。 全身火傷した…
(第56章)魔人フランドール スイッチを入れたカメラは音声は聞こえるがしばらく画面は真っ暗なままだった。 やがてどこかが動き、レンズに日本人女性が映った。 日本人女性は間違いなくメンバーの女子大生の一人であろう。 サラサラの胸元まで伸びた黒髪…
(第55章)輪廻転生のメリーゴーランド 『静かなる丘』の遊園地。 シェリルの刑事の力でモーテルから遊園地へ送られたエアとエイダと鳴葉と レッドフランドールが目覚めたのはアイスクリーム屋の前だった。 更にそこにシェリル刑事が現れた。 「貴方をここ…
(第54章)『自然ではない行いは、自然ではない混乱を生む。』シェイクスピア 鋼牙によって破壊されたアキュラスが再び12歳の顔を持つ超巨大な 蜘蛛の形状の元の怪物の姿に戻ったのを見た鋼牙は再び両手に牙浪漸馬剣を構えた。 しかしアキュラスは「ぐっ…
(第53章)ナイト・オブ・ナイツ ブリーは戸惑いつつも真剣な表情で見ているアヴィゲイルに答えると ようやく恐怖でパニックを起こさない様に「大丈夫!」 「絶対助かるから!」と声を掛けてバスの中にいる男子高生と 協力して女子高生達をうまくまとめて…
(第52章)吸血鬼の実験 ブリーは膣の奥から聞こえるトクン!トクン!と言う音を 聞きながら自分は幸福に死ねるんだと思った。 しかし意識が朦朧とする中、何の前触れも無く深い胸の谷間に痛みを感じた。 同時にブリーは現実に無理矢理、意識がはっきりと…
(第51章)霧の中の悪魔の蜘蛛 エアとエイダと鳴葉とレッドフランドール達が 『静かなる丘』のモーテルから遊園地に到着した同時刻。 「霧が濃くなったな。ああ嫌な予感がする。 アビゲイルの双子の姉のハヴィが4日前から失踪して。不吉だな。」 バスの運…
(第50章)近付く血塗られた儀式の真実。 ガルヴァスター・スカーレット伯爵夫人は腹の底から大笑いしながらこう言った。 「あああああはははははははははははっ!!実に面白く愉快な話だったぞ! 私は満足だ!所詮、他人の存在や価値観を否定する事でしか…
(第49章)鳴葉。悪夢の殺人鬼との決着。 鳴葉が放ったマシンガンの弾丸はブッチャーの胸部と腹部を撃ち抜いた。 そして赤い血が噴き出した。鳴葉は半分の三角形マスクの半分の女性の顔を見た。 半分の女性の顔は鳴葉そっくりの顔だった。 でも今は違う!…
(第48章)殺人鬼の人格VS人間の人格 ガルヴァスタ―・スカーレットはエアとのセックスで性的興奮が 絶頂に達し、長々と甲高い喘ぎ声を上げながら大口を開いた。 「あああああああああああああああああああああんんんっ!!」 それからしばらく後。エアと…
(第47章)選ばれた救済の天使と悪魔 マイキーは車で『静かなる丘』へ行くとそのまま直ぐに表世界と 裏世界に存在している異世界へ肉体も精神も取り込まれて行った。 マイキーはその中で鳴葉の心の闇を知った。 彼は知っていた。彼女が親友を殺した殺人鬼…
⁴ᴷ【東方Vocalカラオケ】Prière -プリエール-【SOUND HOLIC】 (第46章)プリエール 鳴葉はだんだん何かを思い出しつつあった。 更に彼女はその先の穴を見た。暗くて何も見えなかった。 「チッ!」と舌打ちをした。気が付くと通路の奥にいた。 そして赤の…
(第45章)ガルヴァスター・スカーレット エアは直ぐに意識を失っているエイダの元に駆け付けて抱き締めた。 「エイダさん!しっかりして下さい!エイダさん!」 レッドフランドールはエアに向かって大声でこう叫んだ。 「行きましょう!!ここは危険よ!…
(第44章)虐待された男達による怨念達の宴 (フィッシャーズのメンバーのモトキが書いた手記の続き) 「何処かで20代の男性の幽霊が現れたり消えたりして。 相変わらずカメラやスマートフォンには『呪い殺す!ここへ来るな!』 と聞こえたりした。あと…
(第43章)レッドフランドール ホワイトフランドールに続いて鳴葉がいなくなったのに 気付いたのはそれから約3分後の出来事だった。 2人は慌てふためいてホワイトフランドールに続いて鳴葉を探した。 またどこかの時空の歪みから別の異世界に迷い込んだ…