(第7章)断罪の裁き

 (第7章)断罪の裁き
 
マンハッタンにある秘密組織『ファミリー』の本部に当たる大きな屋敷。
屋敷の主であり、秘密組織『ファミリー』の長である
ジョン・C・シモンズは芳賀真理を自分の部屋に招いた。
そして彼は真理に優しくこう語りかけた。
「6年前の約束を今、ここで果たそう!」
「えっ?」
真理は急にジョンに言われたので一瞬だけ思い出せず、少し面食らった。
しかしやがて6年前のジョンの言葉を思い出した。
『僕とセックスしたい君の望む願い必ず叶えてあげるから!』。
そして真理は誠実な彼の言葉に胸を打たれた事も
まるで昨日の事のようにはっきりと思い出した。
その瞬間、真理は嬉しくて声が高くなった。
真理の様子を見ていたジョンも自然に笑みをこぼした。
ジョンは真理のピンク色の唇にキスを交わした。
続けて真理の白いシャツの裾を掴み、捲り上げた。
白いTシャツを脱がせた後、白いブラジャーの留め金を背中からパチンと外した。
それから露出した真理の白い肌の大きく柔らかい丸い両乳房のピンク色の
ピンと屹立した乳首にジョンは唇を付け、強く啜った。
「あっ!ふっ!んっ!ふっ!あっ!んっ!」と真理は小さく喘いだ。
ジョンは彼女のジャージのベルトを外し、パンツを脱がせた。
既にジョンは全裸になっていた。
真理はジョンの言う通り、ベッドの上で両手と両膝を付けて四つん這いになった、
ジョンは優しく背後から真理の大きな丸いお尻を両手でギュッと掴んだ。
真理は再び小さく喘いだ。
「あっ!はっ!くっ!」
ジョンはゆっくりと腰を前後に揺らした。
「あっ!んっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
真理は小さく静かにリズミカルに喘いだ。
その度に彼女の大きな丸い両乳房はゆっくりと前後にプルプルと揺れ続けた。
ジョンはゆっくりと太い声で喘ぎ続けた。
「うおっ!うおっ!うおっ!うおっ!うおっ!うおっ!おおっ!ああっ!」
次第に真理の両頬も深い胸の谷間も紅潮して行った。
それに伴い彼女の呼吸も次第に激しくなって行った。
やがてジョンの腰の振りは徐々に速く激しく前後に揺れ続けた。
「ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!」
真理は徐々に息早く大きく吐き、喘ぎ声はより甲高く大きくなって行った。
同時に大きな丸い両乳房は徐々に速く
プルプルと波打つように前後に大きく揺れ続けた。
彼女は恍惚の笑みを浮かべた。
茶色の瞳はトロンとなり、久しぶりに感じる性的興奮に魅了されていた。
「ああっ!ああっ!ああっ!ああっ!気持ちいいっ!
いいっ!いいっ!いいっ!シェイズより!最高!もっと!もっと!もっと!」
「あっ!あっ!いいだろう!君の望み通りにっ!」
ジョンはさらに早く激しく腰を前後に揺らした。
「あっ!あっ!あっ!あっ!いいっ!いいっ!ああん!ああん!」
真理は荒々しく息を吐き、より早く激しく甲高い声で喘いだ。
更に彼女の大きな丸い両乳房はより早く激しくプルプルと揺れ続けた。
真理は全身が暑く汗を大量にかいていた。
そして全身から噴き出した汗の粒は天井の
蛍光灯の白い光に反射し、美しく輝いていた。
「あああっ!あああっ!あああっ!あああっ!あああっ!あああっ!あああっ!」
真理は荒々しく息を吐き、早く激しく喘ぎ続けた。
そして甲高い声で喘ぎ、それはもっともっと大きくなって行った。
続けてジョンは両腕を伸ばし、真理の両肩を掴んだ。
彼の瞳は水色に爛々と輝いていた。
続けてジョンは目にも止まらぬ速さで腰を前後に
振り続けたので真理の性的興奮が強く高くなって行った。
「あああああっ!あああああっ!あああああっ!あああああっ!あああああっ!」
真理は首を左右に振り、胸元まで伸ばした茶髪を左右にふり乱した。
彼女の大きな丸い両乳房はとうとう
目にも止まらぬ速さで前後にプルプルと揺れ続けた。
「ああっ!ああっ!ああっ!もう!ダメ!イクっ!イッちゃう!」
真理はただ性的興奮で荒々しく息を吐き、喘ぎ続けていた。
「ああああっ!あああっ!もう!あああああっ!あああああっ!
はああああん!あああっ!あああっ!あああっ!もうダメっ!
ダメダメダメダメ!イクっ!イクっ!イクっ!ああああああっ!
はああああん!あああああっ!はあああああっ!
あっ!あっ!はっ!ああっ!あっ!」
真理は性的興奮が絶頂に達した。
同時に自分の膣の中に大量の液体が注入されるのを感じた。
真理はジョンとの激しいセックスに満足し、白いベッドの上に仰向けに寝転んだ。
そして両頬を紅潮させ、ハアハアと荒い息を吐いた。
彼女は額に汗を滲ませつつも優しく微笑んだ。
だが彼女がジョンの姿を見た瞬間、驚きの表情を見せた。
真理が見たジョンはベルゼビュートの姿では無かった。
彼女が見た彼の姿は全く違う姿をした魔獣ホラーだった。
2対の牛の形をした茶色の長い角に短い茶髪。
更に頭頂部から茶色のトサカが生えていた。
両腕は太く逞しかった。
胸部は茶色の分厚い鎧に覆われていた。
両脚も分厚い茶色の鎧に覆われていた。
真理は瞬きをすると元の若い男性の姿をしたジョン・C・シモンズに戻っていた。
あれ?一体なんだったのかしら?
真理は僅かに混乱した表情を浮かべた。
一方、ジョンは自分の本来の姿を知っていた。
しかし真理にはその自分の本来の姿を話していなかった。
そう、僕の本来の姿は……
バアル・ゼブル!嵐と慈雨の神だった……。
僕は唯一絶対神YHVHを許さない!必ず!奴に断罪の雷の裁きを下してやる!
ジョンは真理に見られないように注意し、密かに両手の拳を握り締めた。
また真理とジョンの事情を屋敷のメイドの
ロレーンは彼の部屋の鍵穴から覗いていた。
しかし彼女は真理とジョンの事情を見たのにも関わらず
感情を表に出さず、常に無表情のままだった。
 
(END)