こんばんわ畑内です。
ゴジラアフター・ザ・ファイナルウォーズ(シーズン)
(序章)イラン襲撃
6月20日午後2時20分
ペルシャ湾の海から青白い放射熱線が飛び出し、潜水艦数台が宙へ吹き飛び
大爆発を起こし、沈没していった。
そして海が盛り上がり、海を破ってゴジラが咆哮を上げた。
地球防衛軍の臨時オペレータ室で。
オペレータ―のジェレルは
「ゴジラ!!ペルシャ湾に出現!!狙いはイランの核開発研究所です!!
ゴジラ、午後2時21分現在、ブーシェルに上陸!!」
CCIはフルメタルミサイルで、自衛隊はメ―サー攻撃機が両翼から
メーサー砲で攻撃するがまったく効果がなかった。
フルメタルミサイルはゴジラの足や膝等をグサリ・・グサリ
と貫通し爆発するが、ゴジラは気にも留めず進撃する。
午前2時30分
ブーシェルからシーラーズに侵入したゴジラはメ―サー攻撃機や
フルメタルミサイル車を放射熱線で次々と破壊した。
ゴジラはさらに進撃を続けた。
アヤノは「シーラーズからペルセポリスヘ侵入!!CCI、自衛隊、イラン軍、
後退していきます!!」
そして午後2時50分
イランの首都テヘランの人々は我先に避難してたちまちパニックになった。
このイランはかつて一度も怪獣に襲われたことがなかったが
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日本は核開発のウラン濃縮を直ちに中止するように呼び掛けたが
イラン政府は頑としてそれを受け付けなかった。
その結果がこの始末である。
ゴジラはイラン高原を進み、CCIや自衛隊はまるで歯が立たず
そこで地球防衛軍の空中戦艦、フランスからエクレール、アメリカ・マッハタンからランブリング、中国から火竜が出撃した。
しかしゴジラには全く効果がなく、容赦なく放射熱線
で次々と撃墜された。
プロトンミサイルやメ―サー光線車のメ―サービームや地球防衛軍の空中戦艦3機のメーサー攻撃もCCIのフルメタルミサイルも全く役に立たず、もうすでに半数の軍が壊滅状態に追い込まれた。
午後3時
「ヤズドに侵入!!」
「軍の約30%以上は壊滅!!」
地球防衛軍の司令官の波川は
「これではやられるのも時間の問題か・・・」
とつぶやいた。
そして午後3時34分
「イマール広場をゴジラが通過!!」
午後4時00分
「ナマク湖通過!!」
一方テヘランでは最終兵器としてアブソリュート・ゼロが到着していた。
自衛隊の自衛官やCCIの関係者、地球防衛軍のオペレータや関係者は
緊迫した重々しい雰囲気の中、ほとんど関係者は必要なこと以外
声を上げず黙々と作業を続けていた。
地球防衛軍ではアヤノが「テヘラン侵入まであと10秒前…9秒…8秒…7秒…6秒…5秒前!!」
一同は声1つ上げず、周りから息をのむ音がいくつか聞こえた。
全員の額から汗がにじみ出ていた。
周りのオペレータ達は祈るように手を合わせた。
アヤノのカウントが続けられる。
「5秒前…4秒前…3秒前…2秒前1秒前!!」
周りのオペレータの緊張が頂点に達した時、
「ビーッ!!」と言うけたたましい警告ランプが響いた。
一同は「何事か?」とビクッと体を震わせた。
もう一人のオペレータのジェレルが
「大気圏外に巨大生物出現!!」
アヤノが「光のようなものを集め始めています!!高エネルギー増大中!!」
波川指令は「なんですって!!まさか…?」
そしてその謎の生物から強力な光線が地上のゴジラに向かって放たれた。
一方地上では自衛官の直充が「アブソリュート・ゼロ発射!!」
その青いマイナス273度の光線をゴジラはジャンプでかわすと
近くの民家を踏みつけながら着地した。
空が暗くなり始めたころ,ゴジラは天を見上げ黄金の満月に向かって吠えると
両足を踏みつけ地面に突き刺した。宵の太陽をバックにゴジラの背びれが赤く輝いた。そしてエネルギー全開で暁色の放射熱線を放った。
大気圏外で黄金の月と紅の太陽を挟み、紅の放射熱線と黄金の光線がぶつかり合う!!
果たして!!勝つのはどっちだ!!
(第2章に続く)
では♪♪