【28日後】、【28週後】初見のお粗末な感想(ネタバレ有り)

こんばんわ畑内です。
【28日後】と【28週後】です。
ちなみにネタばれ有りです!

まずは【28日後】からです。
さて……どう書こうか?
28日後のストーリーは以下の通りです。

ケンブリッチ、霊長類研究センター
に忍び込んだ動物愛護活動家の数名が動物実験で利用されているチンパンジーを逃がそうとした。
しかしそのチンパンジーには伝染性が強いレイジ・ウィルスを持っていた。
そして活動家達はたまたま近くにいた研究員の危険警告を無視し、
一人の女性活動家が感染しているチンパンジーの1頭を檻から出した途端
そのレイジ・ウィルスに感染して凶暴化したチンパンジー
女性活動家の一人に襲いかかり、ひと噛みで彼女の血と唾液から感染し
そして目が真っ赤に染まり……感染した彼女は活動家や研究員に大量の血を吐きかけ
凶暴化し、研究員や他の活動家達に襲いかかり噛みついた。
それから28日後……ロンドンの街はレイジ・ウィルスにより壊滅状態と化していた。
そして生き残った人々とレイジ・ウィルスに感染して凶暴化した人々との決死のサバイバルが始まる。

その続編の【28週後】のストーリーは以下の通りです。
前作の【28日後】のケンブリッチからロンドンの街で猛威をふるった
レイジ・ウィルスの感染から28週後が経過した頃、
ようやくレイジ・ウィルスの感染は収束し、ロンドンの街は再び復興へ向って行った。
しかしある家族の子供達が自宅で発病していないが、感染している保菌者である母親を発見し、
医療関係者内からワクチン開発への期待が膨らむ中、
その家族の父親が無断でその部屋に侵入し、キスの唾液を通じて感染し、
帰ってきたばかりの住民達に襲いかかり再びレイジ・ウィルスが猛威をふるい始めた。
そして軍は冷酷にも感染者と感染していない人間が区別出来ない為、
【コールド・レッド】を発動し、感染者もろとも一般の人間を抹殺しようとする。
そんな中、生き残った住民達は感染者と軍の攻撃を逃れ、
ロンドンの街から脱出する為、決死のサバイバルを始めた。

感想ははっきり言って怖過ぎです(笑)
普通のゾンビが両手を上げてゆっくり「あ~」と言いながら
集団でじわじわと壁際に追い込まれるのも確かに怖いが
この作品でレイジ・ウィルスに感染したゾンビ(かな?)集団は目を真っ赤に充血させ……
「うぎゃあぁっ!」と獣の声に混じった奇声を上げ、両手を激しく振りながら
感染していない人間に噛みつこうと全速力で走って襲ってくるのでマジで怖かったです……

さらに怖いのは噛みつかれた人間は唾液や血からレイジ・ウィルスに感染して
潜伏期間の【せ】の字がつく間も無く瞬く間に凶暴化して
他の人間に襲いかかるシーンがあったりしてよけい怖いです。

ただ最初の【28日後】は感染して凶暴化した人間より
極限状態の中、生き残って精神的に追い詰められた兵士達と生き残った
人達の血みどろの殺し合いの方がインパクトがあり過ぎて
あまり印象に残っていないのが正直な感想です。
さらに画面が暗くて何が起こっているのかもイマイチ分かり辛かったです。
(感染者が火炎瓶で火だるまになっているのは辛うじて分かりましたが……)
ちなみに28日後のDVDには劇場公開版とDVD版の2つエンディングがあります。

それから続編の【28週後】ではそれが大幅に改善されていて
大勢の感染者が生き残った人達の家の壁や窓を破壊し、
生き残った人間に襲いかかるシーンや大草原を
大勢の感染者が残り少ない人々めがけて全速力で走って襲ってくるシーン
はかなり緊迫感があり、なおかつインパクトがありました。
ただまた一部真っ暗でよく分からない所もありましたが出番はそれなりに増えていました。
またスプラッターやゴアシーンにも磨きがかかり、
ヘリコプターのプロぺラで感染者を切り刻んだり、
焼夷弾や火炎放射で人が火だるまになったりと相変わらず殺人シーンは凄まじいです。
この2つの作品に共通している事は
【良い事をしたつもりでもその行為が思わぬ危険を招く】と言う所ですね!
ただ突っ込みどころはいくつかあり、
まず、発病していないが、感染している母親を
保護している部屋が何故?医療関係者でもない父親が
カードキーひとつで入れるのか?そこが引っ掛かります。
実際、そういう危険でしかも伝染性が高く人が凶暴化するようなウィルスを
保菌している人間の場合は【バイオセーフティレベル4】
の機密性が高い部屋で厳重な監視下に置くのが普通のはずである。
一応消毒はあるが……宇宙服やクリーンウェアーが無いのは何故だろうか?
まさか?それらの医療服を生産する会社も28日前のケンブリッチの
感染で全て倒産して製品の生産がストップしたのだろうか?
だとしたら恐ろしいウィルスである。
あと父親が無断でその部屋に侵入し、いくら妻が恋しく見捨てた事に罪悪感を抱いていても……
キスをするのは絶対NGである。
一応、レイジ・ウィルスの恐ろしさは間近で観て分かるはずである。
あまりにも安易な行為である等、色々ありますが恐らく書ききれないので
今日はこの辺で割愛にします。
またこの後、28日後にまた感染者がエッフェル塔?をバックに走っていました。
ちなみにこの【28週後】の続編は2009年に公開が決まっており、
題名も【28月後】になっていてこの作品の監督のボイルは
舞台はロシアになり、3部作になる予定で「DVDの売れ行きが良ければ制作会社が発表するだろう」
と語っています。続編のパワーアップ期待しています。

また公式サイトも見つけたので載せて置きます。

【28日後】公式サイト
http://movies.foxjapan.com/28dayslater/main.html

【28週後】公式サイト
http://movies.foxjapan.com/28weekslater/
この28週後の公式サイト内にはかなりドッキリとさせられる怖い仕掛けやゲームがあります。
未成年や心臓に弱い方(←俺じゃん)はご注意ください。

それで次の恐怖の感染映画特集の第2回はウィルスパニックの傑作
アウトブレイク】です。

最近風邪をひいて病院へ行った時に
僕の担当医師がインフルエンザウィルスの可能性があるので
検査を受けて、それからしばらくインフルエンザや
エボラウィルスについて話し込んでいるうちに
担当医師にお勧めされた逸品です。
それで最近、パソコンテレビの
GYAO(ギャオ)で放送されているのを見つけたので見ようかと思います。
感想はなかなか面白かったです。
今日はあまり時間が無さそうなので明日にでも詳しい感想を書きます。
GYAO(ギャオ)の映画ランキングでは2位です。


ちなみに放送は3月1日(日)正午までです。
では♪♪