2008-09-29から1日間の記事一覧

(第15章)届かぬ声

ゴジラの自作小説第15章です。 (第15章)届かぬ声 東京の山根邸では優香、健太郎と尾崎が蓮について話し合っていた。 優香は 「あたし……息子にどう接していいのか分からないの」 健太郎は 「気持ちは分かるけど……ちゃんと!息子さんと向き合って行かな…

(第14章)凶暴化するクリオネ達

次のゴジラの自作小説です。 (第14章)凶暴化するクリオネ達 凛のクラスが乗っていた観光砕氷船が襲われた時に出来た分厚い流氷の 巨大な穴の付近をゴジラは海水の匂いを嗅ぎ、泳ぎ回っていた。 背びれが微量に青く光り始めた。 ゴジラはその方向に泳いで…

(第13章)海難救助

次のゴジラの自作小説です。 (第13章)海難救助 怪獣に襲われた「流氷観光砕氷船おーろら号」の上空では機動救命士のヘリが多く飛んでいた。 そこから機動救命士のダイバーのチームが北海道の極寒の海に潜り、 外に投げ出された大勢の人々の救助を始めた…

(第12章)謎の巨大生物出現……そして!大惨事!

次のゴジラの自作小説です。 (第12章)謎の巨大生物出現……そして!大惨事! 凛のクラスはバスに乗り、水族館に移動すると 「流氷の天使」と言われるハダカカメカイ「クリオネ」を見た。 小さな水槽の上に氷が浮かび、青い光に照らされ、 青く透明な身体に…

(第11章)種とは?

ゴジラの自作小説を書きます。 (第11章)種とは? 伊達警察署の取り調べ室で尾崎は拘束したレイに 「そのサンドラに投与したあの未知のウィルスについて知っている事を全て話してくれ!」 しばらく黙っていたレイは 「確かに……メイスンの言うことは正しか…

(第10章)得体の知れない連続殺人事件

次のゴジラの自作小説です。 (第10章)得体の知れない連続殺人事件 友紀は自分のデジタルカメラを持って、蓮と洋子の部屋に来た。 蓮は 「洋子の事だが……騒ぎが大きくなって来ている!」 と言うとテレビのリモコンを付けた。 テレビのニュースでは 「伊達…

(第9章)危険なウィルスの投与実験

次のゴジラの自作小説です。 何だかこの章は書いていたらいつの間にか短くなっていました(汗) (第9章)危険なウィルスの投与実験 レベッカは近くのベッドで休んでいるメイスンに向かって 「大丈夫?何を見たのか言えないの?」 メイスンはしばらく黙って…

(第8章)謎の冷気

次のゴジラの自作小説の第8章です。 (第8章)謎の冷気 凛と山岸の部屋では、黒い服を着て猫背の男子生徒が、 隣にいた友紀に真冬の怖い話をしていた。 その男子生徒は 「怖い話は出来ても!ここには心霊スポットはないのかな?」 と聞いた。友紀は 「無い…

(第7章)悲劇の始まり

おはようございます。 畑内です。 自作小説ゴジラを書きます。 (第7章)悲劇の始まり 凛は自分の部屋を出て洋子と蓮の部屋へ向かった。 その後ろ姿を友紀のビデオカメラが録画していた。 洋子と蓮の部屋のドアを凛が「コンコン!」と叩いた。 しかし返事は…