PSPソフト、ザ・サード・バースデイの感想(シナリオ編)

お早うございます。
朝からブログに書き込みをしているj畑内です。
自作小説ゴジラはまだ物語や設定を検討中なので
次の章のアップはしばしお待ちください。
というわけで。
最近ハマっているPSPソフト
ザ・サード・バースデイ』の感想『シナリオ編』を載せます。
 
自分の給料で私はPSP本体を(充電器その他の備品のセットで)買い、
初めてプレイしたソフトなので、なんだか思い出深い作品です。
 
ただ『時間』を大きなテーマにしただけに話がゴチャゴチャしてしまっている。
最初の導入部分のニューヨークにバベルが発生し、
ツイスデッドが出現するシーンはとてもいい。
映像も最新技術で映画のように美しい画質はとてもいい。
登場人物の登場の仕方と対策本部もイイ。
しかーし。
その後の展開が
ただ『時間』を大きなテーマにしただけに
話の展開がややこしい上にメチャクチャである。
 
とにかく主要登場人物の扱いがとにかくずさんである。
最初は普通の人間のままたいして何の活躍もなく唐突に死ぬ。
しかも時間が改変されて生き帰ったら
今度はツイスデッドと別の新たな種族のハイワインズ(高次種族)
に唐突に変身してエリアボスとして主人公のアヤと戦い唐突に死ぬ。
と言う悪循環な展開。
これは誰でも憂鬱になる。
 
あとはツイスデッドの登場で人類との戦いでまだ判り易かった。
だかそのツイスデッドと人類の間に強引に割り込むように
主要人物たちの正体であるツイスデッドとは
別の種族のハイワインズ(高次種族)が何の前触れもなく唐突に現れたので
結局はツイスデッド類とハイワインズ類(高次種族)と人類の三つ巴の戦いになり。
今まで味方だった主要人物が唐突に敵に変身するので
まったくもって誰が敵で味方なのかさっぱり分からなくなってしまった。
 
そもそもハイワインズ(高次種族)は後で思いついた設定だったのか?
分からんがあのメールやツイスデッドの調査報告。
タイムラインの確認する欄に適当に説明を大量に文章で書き遺している。
しかもそれらの設定は実際に起きた事件と詳細が矛盾している部部が多いので
実にずさんな設定である。
 
そもそも文章の説明が多すぎるという点がマイナス。
何故ならプレイしている人はいちいちその説明を見なければならず。
小説を読むのが苦手な人間ならたちまちやる気をなくしてしまうだろう。
 
設定の説明は最小限にしなければいけない。
これは物語の必須である。
出来るだけ物語の説明を最小限にしないと
物語を終えた後の想像が広がらない。
 
リドリー・スコット監督のエイリアンをスタッフ及び
野田監督は見直すべきである。
 
では?
どうすればよかったのか?
仮に私がシナリオライターとしてスクエアーエニックスの会社で働いていて
野村監督にシナリオを依頼されたらこうするだろう。
むろん、訳の分からない設定はの提案は許しません。
 
まずは時間をテーマにするのはやめる。
じゃないとややこしくなるから。
続いてツイスデッドの設定だが。
この作品は『パラサイトイヴ』の続編なのだから
続編の要素は確実に受け継がなければならない。
 
前作の『パラサイト・イヴ2』
のネテオ二―計画に失敗したアヤのクローンを作った
悪の組織がいたという設定がある。
 
なので悪の組織がアヤのミトコンドリアを利用したネテオ二―計画
(新たな別の計画でもいい)を未だに密かに大統領
(大統領がカリュード・オーウェンでもいいし、ハイド・ボーアでもいい)
と協力してニューヨークの研究所で密かに続けられていた。
それで前作(パラサイトイヴ2)でアヤのミトコンドリアを利用した
ベクターウィルス(改良したアヤのミトコンドリア)をさらに改良して
最初はツイスデッド・ウィルスを作り出した。
 
あるいは第1作のパラサイトイヴのメリッサ・ピアスの
細胞片を組織が手に入れていてそのミトコンドリアベクターウィルスによる
遺伝子操作で改良して最初はツイスデッド・ミトコンドリア
を生み出したと言う設定でもいい。
それを人間や他の動物を実験台に寄生させてツイスデッドを生み出した。
しかしツイスデッド・ミトコンドリアは再び人類に反乱をおこした。
 
ツイスデッド・ミトコンドリア・イヴである女性は
他の動物や人間のミトコンドリアに前作のメリッサの様に働きかけて、
突然変異を誘発させて凶暴なツイスデッド達を生み出した。
しかもツイスデッド・ミトコンドリア・イヴである女性は
人間から自我を保ったハイワインズ(高次種族)に似た形態に変身できる。
ただし、前作のメリッサの様に働きかけて、
突然変異を誘発させて変身したツイスデッド達は自我を持たず凶暴な怪物になる。
これで再びニューヨークを恐怖に陥れる。
それに対してアヤと主要人物(今回は最後まで普通人間)が立ち向かう。
それでいいと思う。
 
では♪♪