ゴジラ・アフター・ファイナルウォーズ・ファイナルシーズン予告編

こんにちは畑内です。
2010年4月17日に投稿したあの小ネタの
ゴジラ2030アフターワールドは実はただのフェイクです。
真のゴジラの自作小説はこれです。
 
ゴジラ・アフター・ザ・ファイナルウォーズ・シーズンファイナル予告編
 
東宝株式会社のロゴ)
 
「みなさんおはようございます。日東テレビレポーターの真鍋ヴェラスコです。』
と洋館風の建物をバックに、面長のスペイン人と日本人のハーフの
レポーターがレポートを始めた。
 
場面が変わり、炎の中、餌を求めて暴れまわるゴジラ
サイレンがうーっと鳴り、人々が逃げ惑っていた。
ゴジラが去った後、瓦礫と化した建物の中に黒いヘリコプターが降り、
中から白衣を着た大勢の人物が崩れたコンクリート
付着した小さなゴジラ細胞をピンセットにとり、シャーレに入れた。
 
「呉爾羅伝説は本当かな?」
とブロンドの男、凛の実の父親の覇王圭介が言った。
黒髪の山根蓮は
「全て架空の話ですよ!」
「大戸島の発掘現場で、島上冬樹と言う大戸島自然史博物館の研究員が失踪した」
「他にもその大戸島の発掘計画について、昔から伝えられている神話や昔話を軽視しているとかいう
内容の抗議の手紙が政府に大量に送られているとか?」
「失踪した島上冬樹さんが発見した若い女性の遺骨を見せてくれませんか?」
うーむと博物館の館長の男が考え込んでいた。
 
大戸島。
ザ―ザ―ザと大粒の雨がゴジラの頭部や顔、
大きなオレンジ色の牙をむき出した口。
そして黒い鱗におおわれた胴体。
背びれを全てぬれていた。
しかも銅像の様に微動だにしない。
まぶたも固く閉じられていた。
 
どこか洋館風の建物の中。
ブロンドの美女音無凛が拳銃を構え、用心深くゆっくりと後ろを振り返った。
「これは何の冗談なの?」
凛の目の前に立っていたのは?
半ば青い腫瘍に覆われた2mの成人女性らしき人影だった。
 
僅か一握り生き延びた動物や人類は?
怪獣達によって滅ぼされるのか?
 
凛を救うべく洋館に踏み込んだMBI捜査官の山根連と覇王は凛を見つける。
2人を捕食しようと怪獣は口を大きく開けた。
しかし覇王はメーサショットガンを構え、蓮もメ―サハンドガンを構えた。
そして2人は鋭い目で怪獣化した女性を睨みつけた。
 
大戸町上空に突然現れた謎の赤い球体は
徐々にバリバリと音を立ててヒビが入り始めた。
 
大戸島近海の海底。
全身青い腫瘍の様なものに覆われたガニメの群れが洞窟の中で蠢いていた
ゴジラの背びれが青白く光、口から放射熱線を吐いた。
ガニ目の群れを焼き払った。
「グウエエエエエエッ!」
ガニメのおぞましい悲鳴が洞窟中に響いた。
  
人類は怪獣と共存し、生き延びるのか?
それとも怪獣を全て駆逐し、新たな世代の人類が生き延びるのか?
 
ゴジラ・アフター・ザ・ファイナルウォーズ
ファイナルシーズン!
好評連載中!!