(第48章)新しい世界とモスラ消滅!!

おはようございます。
畑内です。
自作小説を変更します。

(第48章)新しい世界とモスラ消滅!!

尾崎は
モスラや2体のゴジラは不利です!援護しましょう!」
室井少佐が
「でも!そんな事をすれば!『怪獣災害を考える会』
の人達が黙っていません!ここは……!」
と言い掛けた時、ゴードン大佐は
「しかし!このままデスギドラを倒さないと人類や地球は滅ぼされるんだ!
ゴジラ!ミニラ!モスラを援護しろ!」
と命令した。
また尾崎が突然
「美雪……小美人……」
とつぶやいた。ニックは
「さっきからどうしたんだ??」
と心配そうに言った。グレンは
「しっかりしろ!尾崎!」
と励ました。尾崎は考え込んだ。
ミニラはフラフラ立ち上がり、デスギドラに体当たりした。
デスギドラはもんどり受って倒れた。
しかしすぐに立ち上がり、ミニラの肩に噛みつき、振り回し地面やビルに叩きつけた後、
中に放り投げると火砕流撃弾を放とうとした。
ゴジラは絶叫する様に激しく吠えた。
美雪の意識には
「やめろおおお!」
と聞こえた。
小美人は
「危ない!」
と思わす声を上げた。
ゴードン大佐は
プロトンミサイル発射!」
と号令をかけた。
轟天号からプロトンミサイルが発射されデスギドラの火砕流
撃弾に直撃した。ミニラは一回転して地面に着地した。
美雪の意識は
「ゴードン大佐!尾崎くん!」
と嬉しそうにつぶやいた。
デスギドラは怒りの吠え声と共に
「弱小な人間め!これでも食らえ!」
と早口で言うと口から火砕流撃弾を何発も放った。
ゴードン大佐は
「マズイ!」
と言った。尾崎は
「クソ!念動力で!」
その瞬間、モニター画面にモスラの顔が見え、
爆音と共にモスラの背中に火砕流撃弾が直撃した。
モスラは背中から白い煙を出しながら、尾崎達や美雪や小美人
に向かって何かを伝えようとしていた。それは美雪の意識にかすかに聞こえた。
「3……命……試練」
と聞こえた。
デスギドラはさらに2発目の火砕流撃弾を放ち、モスラを粉々に粉砕した。
尾崎は目の前で起きた出来事にしばらく呆然としていたが、
やがて怒りの黄金のオーラを放ち
「貴様あああぁぁぁっ!」
と叫び、冷凍メ―サーのスイッチを何度も押した。
轟天号のドリルの先端から冷凍メ―サーが放たれ、
デスギドラの足を凍らせたが、高温の為、
すぐに蒸発してしまい効果が無かった。
デスギドラは口から火花を吐いて新轟天号を軽くあしらうと
フラフラになったゴジラとミニラに向かって吠えた。
美雪の意識には
「汚れた奇形よ!まだゴジラ族の子孫いたのか?」
と聞こえた。

杏奈と男女のFBI捜査官は、
美雪の病室の廊下の角を曲がった途端、黒い集団が親族の許可も
無しに堂々と美雪の病室に入って行く様子を目撃した。その様子を唖然と見ていた杏奈は
「何なのよ……あたし達!おかしな集団に入っていないわよ!」
と言った。
女性FBI捜査官は
「本当に気味悪いわ……」
男性FBI捜査官は病室のドアに耳を当てて会話の様子を聞いた。
「何かの儀式かな?」
病室内では、教祖らしき人物が美雪のお腹にそっと触れて
「まだ……子供は宿ってはいない様だ……」
隣にいた信者は
「いつ子供は宿るんですか?」
教祖は
「まだ悪魔の子として覚醒してはいない!サタンはもう現れたが……
これで分かっただろう……つまり子供が生まれるのはサタンと手を組んで
この世界を破滅させてからだ!そこから新しい世界を作り出すのだから……」

(第49章に続く)