2008-11-24から1日間の記事一覧

(番外編)トレーニング室の怪

(番外編)トレーニング室の怪 東京の戦いから17ヶ月後。 地球防衛軍本部内のトレーニング室から 「ギュウイーン!」とドリルの音が聞こえていた。 そこにゴードン大佐が通りかかり 「なにしているんだ?」 と尾崎に尋ねた。ドアの前で聞き耳を立てていた…

(終章)人類を守ると言う事は?

(終章)人類を守ると言う事は? それは尾崎が美雪の病室に見舞いに来る数日前。 美雪は覇王に 「本当に?地球防衛軍やめちゃうの?」 と聞いた。覇王は 「ああ……そう言う事になるな!」 美雪は 「どこに行くの?これから?」 覇王は 「さあ~決めていないよ…

(第59章)「国連テロ対策センター」誕生!

(第59章)「国連テロ対策センター」誕生! 一方とある病院の病室で精神と体調が回復した美雪は何故か慌てふためいた様子で 「駄目よ!それは聞かれると恥ずかしいの!だから!」 と言うと尾崎の手からカセットテープらしき物を取り上げ、 テレビの下の机…

(終章)父への想い(後編)

(終章)父への想い(後編) 美雪はまた笑いながら 「一緒にいる内に、無愛想な癖に指輪を買っちゃたりして最初あたしが 存在すること自体が本人はあまり好きじゃなかったらしいけど! 最後はあたしの存在を認めてくれて……と言うかあたしがいないと駄目だっ…

(第49章)父への想い(前編)

こんばんわ畑内です。 明日変更しようかと思いましたが…… ゴジラの自作小説シーズンⅠもシーズンⅡも あともうすぐで終わるので最後まで変更して置きます。 (第49章)父への想い(前編) トオルは 「まさに変な生き物ですね!」 と笑いながら言った。凛もつ…

(第48章)見えない怪獣達

(第48章)目に見えない怪獣達 地球防衛軍の護衛の一人が自室で パソコンのメールに文章を書いていた。 「地球防衛軍最高機密文章」「音無凛に関する監視報告書」 「彼女の様子に特に変化無し!ギドラらしき高エネルギーが確認されたが詳細は不明。 凛は意…

(第58章)特別な液体

(第58章)特別な液体 病院に着くと、すぐに医療スタッフやトオルが集まった。 看護婦は 「輸血用の血液が足りないんです!」 覇王は 「輸血とは何だ?ファウストに登場した 悪魔のメフィストフェレスが言っていた『特別な液体』の事か?」」 ゴードン大佐…

(第47章)怪獣と人類のナウバリ争い!

(第47章)怪獣と人類のナウバリ争い! 黄緑色の桜の花弁が舞い散る公園に一人たたずんでいた山岸は、 凜が来ても夕日を見ながら身体をもじもじさせていた。 凛は山岸にもらったアニメキャラの服を着ていた。 但しあのクルクル眼鏡はさすがに掛けてこなか…

(第57章)悪の両極

(第57章)悪の両極 尾崎が 「でも!町はおろか文明だって壊滅させる力が!」 と言い掛けた時、ニックが 「おい!人が倒れているぞ!覇王だ!!ギドラなのか? でも大丈夫じゃないかな? だって仮に覇王がケーニッヒでも、今体内のエネルギーは弱まってい…

(第50章)離脱と同化

(第50章)離脱と同化 サンドラは洋子と長野先生、レベッカを長い間睨みつけていた。 洋子と長野先生は警戒した表情で彼女を睨みつけていた。 レベッカは恐怖に怯え、ただサンドラを顔面蒼白のまま見ていた。 そしてサンドラは片手を洋子と長野先生、レベ…

(第46章)優香以外の被害者

(第46章)優香以外の被害者 美雪は心の底で、思い出したく無い過去を振り返りながら 「どうして薄物のガウン一枚で、凍り付く海に飛び込む気になれたんだろう?」 と考え事が止められなかった。 その時CCIの職員の一人が 「着きましたよ!早くして下さ…

(第56章)生き延びろ!怒涛の反撃!

(第56章)生き延びろ!怒涛の反撃! デスギドラは、居なくなった美雪の魂を見て、 さらに動揺した様子で 「何故だ?どこだ!どこに消えた!」 と3つの首を振り回し、狂った様に周りの瓦礫を探したが、 美雪の意識は影も形も見当たら無かった。 ケーニッ…

(第49章)僅かな記憶と憎しみ

(第49章)僅かな記憶と憎しみ サンドラは網走厚生病院の上空を飛行していた。 その時、病院内にいた蓮と凛の表情が険しくなり 「サンドラが……僅かな記憶をたどって!ここの広場にいる!」 ガーニャは 「なんだって??」 と驚いて言った。 凛の護衛や地元…