長編ゴジラシーズンⅤ

(第32章)逆・秒殺!

おはようございます。 畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第32章)逆・秒殺! アパラチア山脈の山岳付近に現れたジラは地響きを立て木々をなぎ倒し、進撃を始めた。 一方アメリカ軍の戦車や戦闘機は一斉にミサイルや アサルトライフル、レーザー…

(第31章)ミュータント消滅か?

こんにちは畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第31章)ミュータント消滅か? 凛は上ずった声で 「それなら……尾崎さんや世界中のミュータント達が危ないわ!抗生剤はあるの?」 「あるよ! その抗生剤は『タブリス』と言う名前で! M塩基を破壊す…

(第30章)肝臓

おはようございます畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第30章)肝臓 Ⅹ星人がガイガンやキングギドラを使用した 大規模な空爆を開始するまであと10日の事。 ゴジラは真っ暗闇の海底で2つの人型の怪獣の死体を調べていた。 海底の岩場に倒れてい…

(第29章)帰る場所

こんにちは畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第29章)帰る場所 小笠原怪獣ランドの地下研究所『アルカドラン』。 北村に連れられて自分の部屋に戻った美雪は一人ベッドの上で眠り浅い夢を見ていた。 何処かの公園のベンチに25歳の頃の自分と、…

(第28章)ウリエル・バラード

おはようございます畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第28章)ウリエル・バラード 自宅に帰って来た洋子に、高校生の頃の同級生から電話が掛って来たので、 洋子は楽しそうに高校生の頃の同級生と話していた。 「ねえ?ポイントブレザンドのモス…

(第27章)A群β溶血性レンサ球菌

おはようございます。 畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第27章)A群β溶血性レンサ球菌 タトプロス博士と神宮寺博士は引き続き、 アパラチア山脈の洞窟内で発見された、大量の怪獣の食べ掛けの死体の細胞組織を調査していた。 そしてとうとうM…

(第26章)模倣

おはようございます。 畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第26章)模倣 ジラが起こしたと思われる震度5強の大地震がようやく収まり、 ゴジラは大怪我した胸を押さえ、フラフラと立ち上がった。 その時、たまたまゴジラの表情が見える所に飛んで…

(第25章)ディスプレイ殺人と謎の焼死体?

こんにちは畑内です。 久しぶりにゴジラの自作小説を載せます。 (第25章)ディスプレイ殺人と謎の焼死体? 最近、景気悪化や新型インフルエンザの他に、ある連続殺人事件が世間の注目を集めていた。 その連続殺人事件の名前は「ディスプレイ殺人」である…

(第24章)口論……怒り……そして……

こんにちは畑内です。 最近パソコンの調子が悪い模様…… ゴジラの自作小説を載せます。 (第24章)口論……怒り……そして…… ニューヨーク・ロウアーマッハタン。 ジラはマンションに倒れたゴジラの胸を執拗に鋭い爪で 切り裂き、なおも攻撃が衰える気配は無か…

(第23章)「へーんな!仮面を被った怪獣♪♪

こんにちは畑内です。 久しぶりにゴジラの自作小説を載せます。 (第23章)「へーんな!仮面を被った怪獣♪♪」 蓮の妹の瑠璃は3歳になり、2日前の定期検診で担当の小児科医から 精神科の医師を紹介され、その翌朝、専門の精神科医の検査の結果、ミュータ…

(第22章)人に擬態する怪獣増加の危険性

こんにちは畑内です。 自作小説ゴジラを変更します。 (第22章)人に擬態する怪獣増加の危険性 ―アメリカ・特殊生物研究所― タトプロス博士と神宮寺博士が早速アパラチア山脈洞窟内の岩に 付着していた肉片のDNA鑑定を始めてから一時間後。 その肉片か…

(第21章)メタモルフォーゼ

ついでにもうひとつゴジラの自作小説を載せます。 (第21章)メタモルフォーゼ 米軍兵士達は大歓声を上げ、 「やったあっ!」 「これで奴もおしまいだ!」 「ジラは199年に倒した経験があるからな!」 「日本の地球防衛軍の手を借りなくても我々の戦力…

(第20章)ニューヨーク・マッハタン襲撃!

おはようございます。 畑内です。 (第20章)ニューヨーク・マッハタン襲撃! 東京品川のデパートで再び夕食の買い物の途中で またあの謎の老人と出会った洋子はかなり怒った顔で 「またあなたですか?いい加減にして下さい!警察に訴えるわよ!」 しかし老…

(第19章)餌場

こんにちは畑内です。 もうすぐで夕食の準備をしなければなりませんが、 ゴジラの自作小説を載せます。 (第19章)餌場 小笠原怪獣ランドの極秘地下研究所『アルカドラン』。 マークは自室で机に広げた小さな地図を睨みつけながら、 10分前に北村と言い…

(第18章)秘密を守る者と暴く者

こんにちは畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第18章)秘密を守る者と暴く者 東京湾の海底で青白い光が炸裂し、濁った「ゴボボッ!」と 言う爆発音が聞こえた。大量の気泡と共に、ドス黒い塵が辺り をまるでイカかタコの墨の様に海水を染め、海水…

(第17章)災い再び!!

こんにちは畑内です。 ゴジラの自作小説を久しぶりに変更します! (第17章)災い再び!! 再び蓮の家。 友紀は時計を見ながら 「遅いわね……」 とつぶやいた。 「もう一時間経つけど……多分忙しいのね……3人共……」 と言いながら台所の調味料の棚を見ると醤油…

(第16章)謎の海底洞窟

(第16章)謎の海底洞窟 再び小笠原怪獣ランドの地下研究所『アルカドラン』。 部屋の中に1人閉じ込められていた美雪は強い危機感の中、 なんとか尾崎達にこの状況を伝えようと考えた。 だが地下研究所故、完全にシャットダウンされていて、 脱出する事は…

(第15章)UFOと謎の女

(第15章)UFOと謎の女 マークは美雪の驚きに満ちた表情を見て笑いながら 「いや!有り得ない事じゃないさ!何故なら 『ミトコンドリア・イヴ』は何も特定のアフリカにいた人物の 一人の女性を指す訳では無くて時代と共に変動するからね! つまり現代に…

(第14章)Y染色体アダムとミトコンドリア・イヴ

(第14章)Y染色体アダムとミトコンドリア・イヴ 山岸は自宅のパソコンで「保怪獣者」について調べていたが、 情報通の山岸でさえも完全にお手上げの状態だった。 実際、「保怪獣者」が身近に2人もいながらである。 しかもその中の一人が彼の恋人である…

(第13章)小笠原諸島の異変

こんにちは畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第13章)小笠原諸島の異変 小笠原怪獣諸島中心の海域に異変が起こった。 CCIの海底調査により、惨殺された怪獣の死体が20体以上も引き揚げられたのである。 しかも怪獣の惨殺死体はどれもまるで…

(第12章)謎の老人

こんにちは畑内です。 ゴジラの自作小説変更します。 前半はかなり物凄いショッキングなので お子様が読む際はご注意下さい。 (第12章)謎の老人 美雪がジラの水槽の前に現れた大きな箱を見ていると、突然 「グオオオオオオッ!」 と唸り声が聞こえ、美雪…

(第11章)M塩基破壊兵器

(第11章)M塩基破壊兵器 再び小笠原怪獣ランドの地下研究所。 棺桶の蓋を真っ二つにして水中に飛び出したジラは首を左右に振り、 水槽の底に恐竜に似た両脚で立ち上がり、水面に顔を向け 「グオオオオッ!」 と咆哮を上げた。 その後、水槽の中のジラは…

(第10章)ジラの復活

(第10章)ジラの復活 再び小笠原怪獣ランドの地下研究所。 美雪は不安な表情のまま、隣を歩いているマークに 「一体この研究所で何をしているの??」 と尋ねた。 しかし彼は彼女の言う事を無視して 「まさか……君が私を差し置いて怪獣と人間との間に 一人…

(第9章)不安な噂

こんにちは久しぶりにゴジラの自作小説を載せます。 (第9章)不安な噂 東京ドーム内では大勢の観客が歓声を上げていた。 その観客席の中にサングラスと黒い服に身を包んだ音無凛と 大きなカメラを構えた山岸雄介の姿もあった。 山岸は真剣な目つきで 「ね…

(第8章)対テロ精鋭部隊誕生

ゴジラの自作小説を載せます。 (第8章)対テロ精鋭部隊 東京・地球防衛軍の本部では相次ぐテロ事件を受けてM機関を一度解体し、 再び新たな「対テロ精鋭部隊スピーシー・パッグ」を結成する事を 世間のメディアや新聞に公表していた。 それから「対テロ精…

(第7章)怪獣刑務所

ゴジラの自作小説です。 (第7章)怪獣刑務所 小笠原怪獣ランドの全体を管理する地下のコントロールセンターから 数km離れた地下にはもう一つ世界最大の特殊生物研究施設『アルガドラン』があった。 そこでは極秘に地上で飼育と管理をされている怪獣達を…

(第6章)山岸雄介と山梨友紀

おはようございます。 まだ時間があるのでゴジラの自作小説を載せて置きます。 (第6章)山岸雄介と山梨友紀 CCI・真鶴特殊生物研究所。 ビリーは自室で会議の為の資料をまとめていた。 それはアカツキシソウとアオシソウに関する数枚の資料だった。 「…

(第5章)山根蓮と川根洋子

ゴジラの自作小説の第5章です。 今日洗濯物が多過ぎて風呂をやる時間が無くなった(泣) (第5章)山根蓮と川根洋子 東京の2階建ての家。 一人の男が「うーん」と唸り声を上げベッドから起き上がった。 冒頭で凛が紹介したもう一人の『モンスター・キャリ…

(第4章)覇王圭介と音無美雪

こんにちは畑内です。 また色々家事をやらなければいけませんが……とりあえずゴジラの自作小説を載せて置きます。 (第4章)覇王圭介と音無美雪 小笠原諸島にある無人島の地下研究所の入口のシャッターが閉まり、 電気を消され、銃撃戦が始まってから数時間…

(第3章)音無凛

(第3章)音無凛 初めて聞いた人達は信じられないかも知れないけど…… 人間と怪獣のハーフは実在するわ!あたしの名前は『音無凛』。 あたしのパパが怪獣でママが普通の人間!他にもあたしと同じ仲間がもう一人いるの! 名前は『山根蓮』。 彼の父も怪獣でマ…