長編ゴジラシーズンⅠ

(第33章)サラジア共和国のスパイ

おはようございます。 出勤前に自作小説を載せておきます。 (第33章)サラジア共和国のスパイ 再び地球防衛軍本部の会議室で、直充は 「特生自衛隊内の特殊生物研究所内に侵入したサラジアエージェントの身元や本 名をM機関の尾崎真一が特定しました。」…

(第32章)女心が分からない男達

これで今日の変更は終わりです。 また明日も時間があれば載せます。 (第32章)女心が分からない男達 祭の帰り、美雪と覇王は公園を歩いていた。 その途中、尾崎を見かけた美雪は無視しようとしたが、 覇王の言葉を思い出し、尾崎に声をかけた。 しかし尾…

(第31章)僅かな休息

こんばんわ職場帰りの畑内です。 最近夜になるのが早くなりましたね! また明日は少しあったかくなるそうですが…… もう北海道の寒い冬ですね(笑) そんな寒さにも負けず、ゴジラの自作小説を載せます。 (第31章)僅かな休息 仮設研究所の仕事が非番にな…

(第30章)再び小美人の警告

(第30章)再び警告 自分の寮でうたた寝をしていた覇王はまだ夢を見ていた。 土星である。そこでは強風があまりにも酷くほとんど何も見る事が出来なかった。 そしてその夢は、NYの一般市民が撮ったあの巨大生物の映像を見た時に脳裏 に浮かんだものだっ…

(第29章)生命と創造

おはようございます。 畑内です。 ゴジラの自作小説を変更します。 (第29章)生命と創造 美雪はドアの前で考えるポーズをとっている男に向かって 「誰ですか?あなたは?」 すると覇王は 「関係者以外立ち入り禁止の筈だ!聞いていないのか?」 と警戒気…

(第28章)DNA

(第28章)DNA 美雪の家の近くの公園で覇王は尾崎に向かって 「どうやら君は彼女を自分のものにしたいんだな……」 とつぶやいた。 尾崎は怒りを爆発させた。 「何だと!お前にこの俺の気持が分かってたまるか!」 と尾崎は覇王に殴りかかって来たが逆に…

(第27章)尾崎の嫉妬

(第27章)尾崎の嫉妬 美雪と覇王と神宮寺博士は、外国や日本国内に届いた怪獣のDNAデータファイルを整理していた。 あるアメリカのデータファイルにはタコかミミズか良く分か らない絵が載っていた。 別の日本のデータファイルには亀の様な怪獣が載っ…

(第26章)恋人とは?

(第26章)恋人とは? 覇王は 「恋人が見つからないのか?」 美雪は 「別に……」と言いながらベッドから立ち上がった。 美雪は自分の過去を振り返った。 彼女は今まで分子生物学者として怪獣の研究のみに生涯を捧げていた。 恋人など作った事がなかったし、…

(第25章)友とは?

(第25章)友とは? 地球防衛軍の仮設研究所で尾崎と覇王が言い争っていた。 覇王は大声で 「人を信じるって何だ?」 尾崎は 「信じる事で仲間が出来る!」 と大声で返した。 覇王は 「誰かに裏切られるという恐怖は無いのか?」 尾崎は少しイライラした様…

(第24章)指輪の行方

おはようございます。 畑内です。ゴジラの自作小説を載せます。 (第24章)指輪の行方 2時のニュースでは 「廃工場でテロ組織を摘発」 と報道されていた。 さらにそのニュースを見た東京や真鶴の抹殺派の人々が 「テロが起こるのは怪獣のせいだ!」 とか …

(第23章)美雪の悪夢

(第23章)美雪の悪夢 地球防衛軍の仮設研究所で美雪は未知の塩基の研究に没頭していたが、 やがて仮眠を取ろうとソファーの上に座り茶色の毛布をかぶり横になって眠り込んだ。 美雪は夢を見た。 しばらく真っ暗やみの中にいたが、 眩しい光が射したかと思…

(第22章)相次ぐテロ

次の章です。 (第22章)相次ぐテロ 美雪は急いでゴードン大佐が倒れているカプセルの裏側に着いた。 覇王が絶叫しながら何かにとりつかれた様にミニラの入ったカプセルを殴り付けていた。 美雪は 「やめなさい!!」 と覇王を制止しようとしたが、覇王の…

(第21章)追いかけっこ

こんにちは職場帰りの畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第21章)追いかけっこ 尾崎は 「待て!!」 と大声で言うと逃げ出した子供を追いかけ始めた。 それに続いてゴードン大佐、柳田、知世と美雪が走って子供を追いかけた。 しばらく鬼ごっこが…

(第20章)子供

(第20章)子供 CCIが管理している真鶴の特殊生物研究所地下の長い廊下を 美雪と尾崎、覇王、ゴードン大佐、柳田、知世がしばらく歩いていた。 やがて彼らは捕獲されたミニラが隔離されている頑丈な扉の前に止まった。 研究員の柳田は 「ゴジラの放射熱…

(第19章)指輪

(第19章)指輪 深夜12時。 ゴードン大佐と尾崎は地球防衛軍の本部へ戻ったが、 覇王1人は何故か近くの宝石店の前に立っていた。 1人の外国人が茂みの中から双眼鏡で覇王をじっと観察していた。 覇王は気配を感じて周りを見たが、首をかしげながら宝石…

(第18章)命って……なんだろう……

(第18章)命って……なんだろう…… 夕陽が赤く染まるまで沈み始めた頃、カラスが「カアカア」 鳴いて飛んで自分の巣に帰ろうとしていた。 体育館から飛び出した沙羅は公園のブランコに座って 「大人の馬鹿……」 と言いながら泣き続けていた。 そこへ覇王が歩…

(第17章)人間は努力する限り迷うに決まったものだ!!

(第17章)人間は努力する限り迷うに決まったものだ!! 東京の街を散歩していた覇王が丁度、日東テレビ局の前を通り かかった時、女と男の言い争いが聞こえた。 覇王は 「こんなマスコミがウロウロしている所で言い争う2人はどん な奴だ!!」 と思いな…

(第16章)サンプル到着!そして……謎の電話予告!

(第16章)サンプル到着!そして……謎の電話予告! 覇王と美雪は仮設研究所である人物を待っていた。 その人物は自衛隊科学部の島田原一と、ゴジラ予知 ネットGPNの会長の篠田雄二と一人娘のイオである。 4WDと自衛隊のジープが到着した。そして2人…

(第15章)不吉な予兆

(第15章)不吉な予兆 その頃、覇王は気晴らしに公園のベンチでドイツ語の「ファウスト」を読んでいた。 このゲーテのファウストの本は覇王が偶然古本屋で見つけたもので、パラパラと めくって強い興味を持ち、買って来たものである。 覇王にとって所詮『…

(第14章)バガン狩り

こんばんわ畑内です。 暇なのでゴジラの自作小説を載せます。 (第14章)バガン狩り 尾崎と覇王は寮でデモ行進の様子を見ていた。 しかし退屈になってきた覇王はソファーでファウストの本を顔に乗せて昼寝を始めた。 そしてまた夢を見た。 (月)……黒い怪…

(第13章)遺言

こんにちは職場帰りの畑内です。 ゴジラの自作小説を載せます。 (第13章)遺言 真鶴のゴジラとキングギドラの戦いから一夜明け、キングギドラが武器に使った 黄金色の光線を調査した結果がゴードン大佐を通じて地球防衛軍に伝えられた。 「イランの首都テ…

(第12章)あれ?ここ?どこ?死んだんじゃないのか?

(第12章)あれ?ここ?どこ?死んだんじゃないのか? 轟天号内の医務室のベットで眼が覚めた覇王は、寝ぼけたように 「あれ??ここは??俺は死んだんじゃないのか??」 隣にいたゴードン大佐は 「死んではおらんよ……私が助けた……死んだと思って報告し…

(第11章)覇王の夢

おはようございます。 畑内です。 出勤前に昔のゴジラの小説を載せます。 (第11章)覇王の夢 真鶴の街ではキングギドラの黄金の光線とゴジラの青白い放射熱線が互いにぶつ かって大爆発が起こり、ゴジラはそのまま爆発の勢いで吹き飛ばされ、近くの海 岸…

(第10章)命を賭けたTV取材!!

おはようございます。畑内です。 出勤前に昔のゴジラの小説を載せます。 (第10章)命を賭けたTV取材!! 戦闘機のドックファイターに乗った覇王圭介は両翼の機銃から エネルギー弾をゴジラの胸に向かって放った。 ゴジラは怒って放射熱線で反撃した。危…

(第9章)闘争心!

こんにちは職場帰りの畑内です。 ゴジラ自作小説を載せます。 (第9章)闘争心! 地球防衛軍の臨時オペレーションルームでジェレルが 「ゴジラ!!真鶴を進撃中です!!」 と新・轟天号に報告をした。 新・轟天号内ではゴードン大佐が 「OKジェレル!!轟…

(第8章)『インファント島攻撃作戦!!』

(第8章)『インファント島攻撃作戦!!』 翌朝の午後6時、地球防衛軍本部ではアヤノが 「真鶴近海に反応!!ゴジラです!!警戒レベル1、発令!!」と言った。 激しいデモ行進を重く見た総理大臣の五十嵐隼人は 「モスラは我々を守る為に勇敢に戦ってき…

(第7章)保護か?抹殺か?

(第7章)保護か?抹殺か? すると浩子の言葉につられて 「一体??自衛隊や地球防衛軍、CCIは何をやっているんだ!!あんなに恐ろしく て凶暴で醜悪なモンスターを何で危険な存在だと分かっていながら早く退治しな いんですか??それに怪獣達が今まで…

(第6章)黒い龍と黄金の龍

(第6章)黒い龍と黄金の龍 インファント島の洞窟には覇王が警察署で書いた黒い竜が壁画に描かれていた。 その黒い竜の両方に幼虫と成虫のモスラの絵が描かれている。 覇王が「これは…俺が描いた…」 と壁画に歩みよって右手を触れたとたんに脳裏に悲鳴と叫…

(第5章)覇王の人気と低迷

(第5章)覇王の人気と低迷覇王が地球防衛軍に入隊してからわずか1日足らずでその噂は周りの女性オペレーター達の間に広がった。「イケメンだわ!!」とか「カッコイイ!!」とかの理由で覇王は爆発的な人気を呼び、次々とファンレターやラブレターが届い…

(第4章)助けた覚えは無い!!

(第4章)助けた覚えは無い!! ある日、尾崎と美雪は司令室に足を運ぶと 1人の男が立っていた。 美雪は男の顔を見て 「あっ!!2日前にあたしを助けてくれた…」 とつぶやいた。 尾崎が「えっ?知りあい?」 美雪は男に「名前は?」と尋ねた。 その男は機…